茶道は、日常生活の俗事のなかにあって
美しいものを崇敬する一種の儀式である
日露戦役直後、1906年に出た文明論の名著。
ボストン美術館の東洋部門を司る著者が
英文で世に問うた三部作の最後をかざる。
古典の風格と親しみやすさが同居する、
美術史家・宮川寅雄の翻訳。
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世の中そのものが馬鹿馬鹿しいというのに、
どうしてまじめでいられようか
もののつりあいを保ち、
自分の地位を失うことなしに他人に譲ることが、
浮世の芝居で成功をおさめる秘訣である
――岡倉天心(文人)
偉大な利休は、ただ自分の心に訴えるものだけを愛する勇気があった
――小堀遠州(茶人)
高邁な識見と、詩人的激情をもって、
さして長いとはいえない生涯に、巨大な足跡をのこしたが、
その思想的精髄は、『茶の本』をふくむ三大論著に集約されている
――宮川寅雄(美術史家)
出版社 : 土曜社 (2017/2/28)
発売日 : 2017/2/28
言語 : 日本語
文庫 : 104ページ